令和5年度 能勢町地域おこし協力隊の募集について

情報発信を通じて、能勢町に想いを寄せる人々と地域を繋ぐ地域おこし協力隊を募集します。
多様な縁をつなぐまち能勢町
能勢町は近畿地方の中心部に位置し、京阪神の都市圏からもアクセスしやすい位置にあります。大阪市内や京都市内からのアクセスは車で1時間弱です。
町内には、美しい棚田や樹齢千年以上の大ケヤキ、浄瑠璃やだんじりなど、先人から受け継いできた自然環境や伝統文化が今なお残されています。
民間のシンクタンクが実施した生態系の豊かさと便益を評価する指標群で全国1位になるなど、大都市近郊にありながら豊かな生物多様性資源を有しています。
近年では、移住希望のご相談が増加しており、移住された方が、昔ながらの住宅をリノベーションし、おしゃれな飲食店を開業されるなど新たな魅力も創出されています。
また、能勢町は人口約9,300人の小さな自治体ですが、小さいからこその強みである顔の見える関係を生かして住民の皆さんとの連携に力を入れています。
里山の資源や技を継承し、「主業・副業・暮らしに生かす」そんな多様な里山の担い手を育む団体が立ち上がるなど、町内外の多様なステークホルダーと連携したまちづくりに取り組んでいます。
地域ブランディングサイト「のせむすび」
「のせむすび」は、能勢の人の営みや丁寧なものづくり、古くから伝わる文化や伝統など、能勢の魅力を深掘りし、発信するメディアとして開設しました。
能勢には熱い想いをもって取り組む人々がたくさんいます。
町内あらゆる場所に出向き、丁寧にお話を伺いながら、今まで表に出ていなかったその想いを「のせむすび」を通して共有し、もっと多くの方に能勢への愛着を感じていただけることを願い、日々運営しています。
お願いしたいミッション
取材などを通じて能勢町に想いを寄せる町内外の人々が地域と繋がるための接点を掘起してください。
そして「のせむすび」の更新などを通じて、移住者や関係人口の増加に向けた情報発信に取り組んでいただきます。
今回、募集を行う地域おこし協力隊には、
1.住民や地域団体、企業へ聞き取りを行い、地域で活動する人々やイベント、空き家に関すること、ふるさと納税返礼品などに関する情報などを調査する。
(活動例)
・(令和5年度上半期)町職員が実施する地域住民などへの取材へ同行
(令和5年度下半期以降)構築したネットワークを活用し、主体的に地域を回り取材
・取材内容から「のせむすび」やSNSなどに向けた記事を作成・投稿
・地域のイベントやふるさと納税、空き家に関する情報を調査し発信することで地域
と本町に想いを寄せる人々の接点を創出
2.取材した内容を届けたい層へ届くよう工夫して発信することで、町のプロモーションに取り組む。
(活動例)
・「のせむすび」やSNSで発信する情報の内容などについて職員と打合せ
・届けたい層が知りたい内容や、利用している媒体などを調査
(例:町内で起業したい方向けの情報なら、先輩移住者にどのような情報が欲しか
ったか取材に行くなど)
・発信した情報をアーカイブ化することで、情報を整理し町全体のプロモーシ
ョンに繋げる
3.地域の空き家と移住希望者のマッチングを行政と連携して取り組む。
(活動例)
・取材などを通じて地域側はどのような移住者に来て欲しいのかなどを調査
・地域の集会などでの空き家の相談会や空き家バンクのPRの実施
・移住希望者と空き家のある地域の住民を繋ぐマッチングイベントの企画
をメインミッションとしてお願いしたいと考えています。
その他にも地域イベントへの参加やお手伝いなどにも積極的に参加していただきたいと考えております。
着任後のしばらくは職員と共に行動していただきますが、その間に地域のネットワークを構築し、1年目の後半からは主体的に動いていただきたいと考えています。
1日の活動イメージ
8時30分 出勤。1日のスケジュールやメールなどの確認
9時 「のせむすび」に掲載する記事について職員と打合せ
11時 昨年に能勢町へ移住してきたAさんを職員と訪問
能勢での暮らしや、魅力を取材
12時15分 お昼休み
13時 地域の事業所を訪問
地域や事業にかける想いを取材
15時 帰庁。取材内容から記事の作成や、取材先で見つけた「ふるさと納税返
礼品」になりそうなものを職員へ提案
16時 翌日の予定の確認や、取材先への連絡
17時 業務終了先輩隊員・町のサポート体制について
能勢町では、令和3年度より地域おこし協力隊の募集を始めており、現在3名の先輩隊員が活躍中です!地域の情報にも精通しており、悩みや不安を相談できる体制が整っています。
また、小さい自治体なので意思決定が速く皆さんのご相談にスピーディーに対応します。
活動状況などは能勢町地域おこし協力隊公式facebookページを是非ご覧ください。

(地域おこし協力隊執務室の様子)
(先輩隊員の活動風景)
地域おこし協力隊facebook(外部サイトへ移動いたします。ご注意ください。)

(一緒にお仕事をする町職員)
【担当者より】
能勢町は都市近郊にありながら、豊かな自然環境が保たれた地域です。
近年、移住に関するご相談も増加しており、移住者や関係人口の増加を目指した情報発信に力を入れたいと考えています。
一方で、人口の減少や高齢化による地域の担い手不足が課題となっており、単に情報を発信するだけではなく、能勢町で活躍したいと考えていただいている方に必要な情報を適切に発信することが大切であると認識しています。
人と関わることや、決まった答えのない活動をすることが多くなると思いますので、コミュニケーションが得意な方や、情熱を持って主体的に取り組んでいただける方と一緒にお仕事がしたいと考えています。
皆さまのご応募お待ちしています!
1.募集人員
1名
※令和5年度予算が能勢町議会の議決を経て成立することを前提としています。
予算の状況によっては任用できない場合があります。ご了承ください。
2.業務内容
活動内容
取材などを通じて能勢町に想いを寄せる町内外の人々が地域と繋がるための接点を掘起してください。
そして「のせむすび」の更新などを通じて、移住者や関係人口の増加に向けた情報発信に取り組んでいただきます。
活動例
・地域への取材などを通じた町の魅力発信
・「のせむすび」やSNSに掲載する記事を作成・投稿
・ふるさと納税返礼品の企画・提案
・移住希望者や、関係人口と地域をつなぐイベントの企画・運営
・地域の空き家と移住希望者のマッチングに関する業務
参考
地域ブランディングサイト「のせむすび」(外部サイトへ移動します)
3.募集対象
(1)委嘱の日において年齢満20歳以上の者(令和5年6月予定)
(2)次の1.~3.のいずれかに該当する者のうち地域おこし協力隊員に委嘱された後、速やかに本町へ
生活の拠点を移し、住民票を異動することが可能である者
1.三大都市圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、三重県、京都府、
大阪府、兵庫県及び奈良県)の都市地域等に現住所を有している者※
2.他の市町村において地域おこし協力隊であった者
(同一地域内における活動2年以上、かつ解嘱後1年以内)
3.語学指導等を行う外国青年招致事業(以下「JETプログラム」という。)を終了した者
(JETプログラム参加者としての活動2年以上、かつJETプログラムを終了した日から1年以内)
※総務省ホームページ「地域おこし協力隊とは」内の特別交付税措置に係る地域要件確認表にて
地域要件を確認できます。
(3)地方公務員法(昭和25年法律第261号)第16条に規定する欠格条項に該当しない者
(4)本町の地域活性化に深い理解と熱意を有し、かつ、積極的に活動できる心身共に健康な者
(5)普通自動車免許を有している者(着任までに取得見込みの方を含む)
(6)パソコン(ワード、エクセルなど)の一般的な操作ができる者
(7)地域おこし協力隊としての活動期間終了後も能勢町に定住し、就業又は起業しようとする意欲がある者
4.活動地域
能勢町を基本とし、必要に応じて能勢町外でも活動していただきます。
5.活動期間
委嘱の日(令和5年6月予定)から令和6年3月31日まで
※活動意欲及び活動実績により、最長3年まで延長します。
6.委託料
適当と認めるときは、請求書に基づき請求日から起算して30日以内に、委託料を月ごとに支払います。
(1)地域おこしの協力隊員の活動に対する対価月額 225,000円
(うち取引に係る消費税額及び地方消費税の額20,455円)
※活動日数、労働時間に定めはありませんが、月20日程度、1日7時間程度の活動を想定しています。
(2)地域おこし協力隊員の活動に必要な経費
1.活動に要するパソコンなどのリース料
2.活動に要する車両の燃料費
3.活動に要する郵送・通信費
4.活動に要する作業道具、消耗品費
5.協力隊に関する研修会等への旅費及び参加費
6.外部アドバイザーの招へいに要する経費
7.その他業務の遂行に関し、町長が必要と認めたもの
※活動費の使用については、町と協議の上必要な経費のみ使用できます。
7.活動報告等
(1)業務計画の作成
隊員は、業務を実施するに当たり、町及び連携団体と協議の上、活動内容が記載された実施計画
書を作成するものとします。
(2)活動報告書等の作成
隊員は、毎月の活動状況について能勢町地域おこし協力隊活動日誌(町指定様式)及び能勢町地域 おこし協力隊活動月報(町指定様式)を作成し、翌月の5日までに町長に提出するものとします。
8.待遇及び福利厚生
(1)能勢町地域おこし協力隊の隊員として委嘱します。本町との雇用契約はありま
せん。
(2)健康保険及び年金保険料等は全額自己負担です。国民健康保険、国民年金にご
自身で加入してください。
(3)確定申告は各自で行ってください。
(4)隊員は原則として町が確保した住宅に居住するものとし、住宅の詳細について
はweb面接にてご案内いたします。
※ただし、食費・水道代等の光熱費は自己負担となります。
(5)協力隊の活動や買い物等に自家用車等の移動手段が必要不可欠です。自家用車
等の持ち込みをお勧めします。
9.募集期間
令和5年3月31日(金曜日) 必着
10.応募書類・選考方法
応募書類受付後、書類及びweb面接による審査を行います。なお、応募書類は返却いたしません。
web面接は、4月13日(木曜日)または、4月14日(金曜日)を予定しています。
日時などの詳細は書類審査合格者に対してメールにてお知らせします。
対面での面接を希望される方は、別途ご相談ください。
なお、選考結果については受験者全員に文書にてお知らせします。
(提出書類)
下記の書類を、郵送又は直接、提出してください。
1.能勢町地域おこし協力隊応募用紙…ホームページよりダウンロード可
2.能勢町地域おこし協力隊応募レポート…ホームページよりダウンロード可
3.住民票
11.その他
(1)業務中に発生した事故について、原則、町は一切の責任を負いませんので、保険などの補償制度
には必要に応じて個人で加入してください。
(2)住民票の移動は、必ず契約日以後に行ってください。それ以前に住所を異動させると応募対象者
又は契約相手方としての資格を失う場合があります。
(3)町が委託する業務以外の業を自由に行うことができます(副業を行うことが可能です)。
ただし、委託業務遂行の支障にならない範囲でお願いします。
(4)地域おこし協力隊としての活動以外にも、地域行事等に積極的に参加し、地域住民との良好な
人間関係を構築するように努めてください。
12.問い合わせ・応募先
能勢町役場 総務部総務課(政策推進担当)
〒563-0392 大阪府豊能郡能勢町宿野28番地
電話072-734-3036(直通)
E-mail seisaku@town.nose.osaka.jp
令和5年度地域おこし協力隊募集要項 (Wordファイル: 549.1KB)
- この記事に関するお問い合わせ先
-
総務部総務課政策推進担当(本館1階)
電話:072-734-3036
ファックス:072-734-2064
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更新日:2023年02月20日