鹿角座演目レパートリー

鹿角座公演一覧

鹿角座は太夫・三味線・人形・囃子・こども浄瑠璃で構成されており、現在のレパートリーは以下のようになっております。
人形浄瑠璃の公演、解説や体験など、さまざまな依頼公演で活動しております。

能勢オリジナル演目

能勢三番叟(のせさんばそう)

男女二人の人形がリズミカルに歌い舞う写真

土地の豊かさと発展を願って歌い・舞う芸能のひとつです。歌詞募集で入賞したこの曲は、能勢の祭りや行事、名所、特産物などが織り込まれています。

名月乗桂木(めいげつにのせてかつらぎ)

女人形の肩に手を回し抱き寄せる男人形の写真

江戸時代の能勢を舞台に創作されています。それぞれの思いに悩む嫁と姑や若い男女が登場し自らの運命を月が出るか否かで決めようとします。浄瑠璃には珍しいコミカルでハッピーエンドな舞台です。

閃光はなび(せんこうはなび)~刻の向こうがわ~(ときのむこうがわ)

青い宇宙服を着た白い顔の宇宙人の人形の写真

江戸時代の能勢を舞台に、宇宙人が登場します。遥か宇宙の星に住んでいる宇宙人が、遠く地球で生きている母と姉を想い、地球へと旅立ちます。

風神雷神(ふうじんらいじん)

雲の上で対峙する風神雷神人形の写真

日本画の世界では[風神雷神]を著名な作家達が様々に表現しています。鹿角座はそれを浄瑠璃で描いてみました。[風をつかさどる神-風神]と[雷電を起こす神-雷神]。この二人の神様が天界を駆け巡る様を想像しながらご覧ください。

古典演目

傾城阿波の鳴門(けいせいあわのなると)~十郎兵衛住家の段~(じゅうろべえすみかのだん)

両親を探す小さな娘のおつると母であることを告げられず背を向けるお弓の写真

『ととさんの名は十郎兵衛、かかさん名お弓と申します』の文句で有名な浄瑠璃です。まだ九つという年齢で、親を探してふるさと阿波の徳島から浪花の玉造まで、巡礼してきたおつるの物語です。不思議と両親にめぐり逢いながらも、母とも知らされず、父とも知らず。“親と子”の情、悲哀たっぷりです。

伊達娘恋緋鹿子(だてむすめこいのひがのこ)~火の見櫓の段~(ひのみやぐらのだん)

雪の降る中で火の見櫓に登ったお七の写真

八百屋の娘お七は、恋人が切腹を決意していることを知り、原因となった[天国の剣]を武兵衛のもとから奪おうと決意します。ところが、夜になると町々の木戸が九つの鐘を合図に閉められてしまうため、剣が手に入っても渡すことができないと思ったお七は、火刑を覚悟で火事でもないのに、火の見の半鐘を打ち鳴らします。

仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)~裏門の段~(うらもんのだん)

行く手を阻む鷺坂伴内を追い散らし先を急ぐ早野勘平の写真

塩谷判官の家来、早野勘平はお軽と逢瀬を楽しんでいる間に主人の大事が起こったため、切腹しようとしますが、お軽がそこへ駆けつけて泣いて頼むので、お軽の在所、山崎へ落ちて行くのでした。

絵本太功記(えほんたいこうき)~夕顔棚の段~(ゆうがおだなのだん)~尼が崎の段~(あまがさきのだん)

黒く大きな扇を手にした光秀の写真

太閤秀吉の一代記『絵本太閤記』を浄瑠璃化したものです。登場人物の名前も明智光秀を武智光秀などと脚色しています。主人公はむしろ光秀で本能寺の変から小栗栖の滅亡までのいわゆる“三日天下”を描いています。6月10日に尼崎で起こった光秀一族が崩壊していく[尼が崎の段]が有名で、太功記十段目と呼ばれる全編のヤマ場です。

日高川入相花王(ひだかがわいりあいざくら)~渡し場の段~(わたしばのだん)

日高川の渡しの場で安珍を追いかける清姫の写真

紀州の豪族の娘清姫は、都見物の折に出会った安珍(朱雀天王の弟)に恋心を抱き迫ります。しかし、皇位継承の問題により藤原忠文に命を狙われている安珍は追ってから逃れるため、許婚のおだ巻き姫と共に、道成寺へと急ぐのでした。一度は安珍のことを諦めるつもりの清姫でしたが、恋の嫉妬に燃え、逃げる二人を追いかけます。

壺坂観音霊験記(つぼさかかんのんれいげんき)~土佐町松原の段~(とさまちまつばらのだん)、~沢市内より山の段~(さわいちうちよりやまのだん)

女房お里に連れられてお参りへ向かう沢市の写真

夫の眼を治すが一念、妻の“愛”。そんな妻への返礼は自らが…と、夫の“哀”。夫婦の願いが通じたとき、観音さまによって奇跡が起こる。[三つ違いの兄さんというて暮らしているうちに…]という妻お里のクドキでもよく知られた浄瑠璃です。

本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう)~奥庭狐火の段~(おくにわきつねびのだん)

白狐の力を借りて氷の張った湖を渡る八重垣姫の写真

武田信玄と上杉謙信の確執に、諏訪湖の伝説や中国の廿四孝説話などを織り込んで作られた五段続きの時代物です。奥庭狐火の段は四段目になります。許嫁勝頼の命を救うため、諏訪明神の使いである白狐の力を借りて氷の張った湖を渡る八重垣姫の一念の恋を描いています。

生写朝顔話(しょううつしあさがおばなし)~明石浦船別れの段~(あかしのうらふなわかれのだん)、~宿屋の段、大井川の段~(やどやのだん、おおいがわのだん)

阿曾次郎の後を追い大井川を渡ろうとする深雪の写真

中国地方の大名、大内家のお家騒動を背景にした、秋月の娘深雪(朝顔)と宮城阿曾次郎(駒沢次郎左衛門)の波乱に満ちた恋物語です。恋しい人にようやくめぐり逢いながら、またしてもすれ違う二人。雨の中、周りの制止を振り切って阿曾次郎の後を追う深雪の激しい思いが溢れます。

鬼一法眼三略巻(きいちほうげんさんりゃくのまき)~五条橋の段~(ごじょうばしのだん)

牛若丸へ頭を垂れる弁慶の写真

平家全盛の時代を打倒する人々の姿を描いた、5段続きの時代物です。五条橋の段は終盤5段目にあたります。源義経がまだ牛若丸という名であったときに、武蔵坊弁慶と主従の約束を交わす、おとぎ話でも有名な場面です。

 

その他

こども浄瑠璃

鮮やかなオレンジ色の裃を纏った三味線を弾く子供たちの写真

『能勢三番叟』、『伊達娘恋緋鹿子~火の見櫓の段~』などのレパートリーを素浄瑠璃で公演いたします。(人形浄瑠璃として上演可能な演目もあります。)

アンサンブル

横に並んで三味線を演奏する二人の男性の写真

三味線組曲や囃子曲などの演奏を行います。その他、三味線と囃子のアンサンブルの公演を行います。

人形浄瑠璃体験・解説

鼓を手に演奏する女性と隣に座り耳を傾ける男性の写真

太夫・三味線・人形・囃子の各パートごとの解説と体験。体験は実際に浄瑠璃の道具や人形に触れたりなどもしてもらえます。

この記事に関するお問い合わせ先

環境創造部観光文化課観光文化係
能勢町宿野30番地(淨るりシアター)
電話:072-734-3241
ファックス:072-734-3240
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更新日:2017年06月30日