能勢町・能勢分校の高校生がドイツブリロン市を訪問しました

ブリロン市庁舎前集合写真

【写真:ブリロン市庁舎前】

能勢町では、9月2日(月曜)から7日(土曜)の工程でドイツブリロン市を訪問し、環境・エネルギー政策等に関する視察を行いました。

視察の目的

1.シュタットベルケ(注)、特に地域エネルギーの賢い利用を通じて、サスティナブルな能勢町を創造すること
2.「Act locally to change globally」のマインドをもつ次世代の人材育成

(注)シュタットベルケ
・「Stadtwerke(シュタットベルケ)」は「町の事業」を意味する。
・電気、ガス、水道、交通などの公共インフラを整備・運営する自治体所有の公益会社(公社)。
・ドイツ全体で約1400社存在し、電気事業を手がけるシュタットベルケは約900社。2000年頃から電力自由化やFIT導入などの背景もあり再エネなどが事業の軸の一つになる。ドイツの電力の50%を供給。

視察の背景

気候変動や資源エネルギー、自然災害、山林・農地をはじめとするインフラ管理。世代を超える未来に関わる課題に対処しなければ、持続可能な社会を実現することはできません。
私たちの目の前にある困難。これは、地球規模で抱える共通の課題でもあります。
能勢町では、長期的な視点で現状を捉えると、グリーンインフラ(山林・農的資源)や地域エネルギーを賢く利用していくことが重要であると考えています。ドイツのシュタットベルケをモデルとして、再生可能エネルギーの地産地消と地域経済の活性化の実現に向けて取組を進めます。

能勢分校の高校生が視察に同行しました

今回の視察には、地元、豊中高校能勢分校の2年生4名(教員2名)が同行し、現地の高校生と意見交換などを行いました。能勢分校では、昨年度から「シュタットベルケを能勢町に活かす」ことを課題研究のテーマとして取り組んでこられました。また、視察に先がけて能勢町及び能勢分校では地域公開講座を開催し、ドイツのエネルギー政策やSDGs、国内の自治体の取組などについて、地域の皆さんとともに、1年間、ワークショップなどを行ってきました。
なお、下記の通りこれまでの研究成果を高校生が発表する予定です。ぜひ、会場にお越しください。

日時
11月1日(金曜) 午前10時受付開始

場所
能勢ささゆり学園(能勢小学校・能勢中学校)
詳細については今後能勢分校HPで公開される予定です。

視察報告を行いました

9月26日に町議会議員の皆様に視察報告を行いました。
本町の取組について、ご意見・ご質問などがございましたらいつでもご連絡ください。

この記事に関するお問い合わせ先

総務部総務課政策推進担当(本館1階)
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更新日:2019年10月03日