第3次能勢町廃棄物(ごみ)減量計画

第3次能勢町廃棄物(ごみ)減量計画

 本町は、平成9年度に発生した豊能郡美化センターのダイオキシン問題を契機として、平成10年に「ダイオキシンを少なくし、能勢の美しい自然を守るための条例」を制定し、ダイオキシン類の発生抑制に努めるとともに、廃棄物(ごみ)減量計画を策定することとしました。

 平成13年3月には「能勢町廃棄物(ごみ)減量計画(第1次ごみ減量計画」)」を策定し、家庭系ごみ(再生資源ごみを除く処理対象ごみ量)を短期目標として、最終目標を50%減量と定めました。

 この目標の達成に向け、平成11年11月から実施していた生ごみ堆肥化機器購入補助事業に加え、平成15年10月からは、生ごみ類の一部有料化の実施、平成16年4月からは粗大ごみ・不燃ごみの全量有料化を実施しました。

 また、平成24年3月には、平成21年度の国崎クリーンセンター稼動による処理施設の規模拡大・充実、ごみ分別分類の変更により、比較対象を「再生資源ごみを除く減量対象ごみ量」から「家庭系ごみ全体量」に見直し、最終目標である50%減量に向けて更なる減量化の推進と意識向上に取り組むため「第2次能勢町廃棄物(ごみ)減量計画(第2次ごみ減量計画)」を策定しました。

 一方で、近年では、人口が減少し、高齢者世帯や単独世帯の割合が増加しており、令和4年3月に策定いたしました「能勢町廃棄物(ごみ)減量計画(第3次ごみ減量計画)」では、日々のごみ出しからごみの減量を意識していただくため、家庭系ごみの生ごみ類(可燃)のうちごみステーションで収集されたごみのみを対象として、1人1日当たりのごみ量を目標値として定め、ごみ減量化に取り組みます。

 能勢町は、平成9年度に発生したダイオキシン問題以降、風評被害等の様々なマイナスイメージの払拭とごみの減量化に向け対策を講じてきました。第3次ごみ減量計画を通じて、将来にわたって暮らしやすい環境を住民・事業者・行政が一体となってつくる取り組みを目指してまいります。

 

◎第3次ごみ減量計画

【計画期間】令和4年度~令和13年度(10年間)

【目標】1人1日当たりの生ごみ類(可燃)排出量313g

(令和2年度実績比38g、12.1%減)

リンゴ1個分やトイレットペーパー2ロールが313gの目安です。

 

◎ごみ減量化の取り組み

 本計画では、ごみ減量に取り組む「担い手」と求められている(期待されている)役割住民1人ひとりが行えること行政が行うこと)を、家庭系ごみの減量と事業系ごみの減量に分け、それぞれ整理しています。

この記事に関するお問い合わせ先

産業建設部地域振興課美化衛生担当(西館2階)
電話:072-734-3171
ファックス:072-734-1545
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更新日:2022年06月01日