教育長就任のごあいさつ

就任のごあいさつ(令和7年4月1日)

 

2025(令和7)年4月1日付けで教育長を拝命しました辻 新辻教育長造(つじ しんぞう)と申します。

 能勢町の皆様にこの場をお借りしてごあいさつ申し上げます。

  私は、1988(昭和63)年4月、能勢町立西中学校に講師で1年間、1989(平成元)年4月久佐々小学校に新任で採用されて7年間、続いて東郷小学校7年間、田尻小学校8年間、歌垣小学校3年間、能勢町教育委員会7年間、能勢小学校・能勢中学校1年間、能勢ささゆり学園3年間、2025(令和7)年3月31日に能勢ささゆり学園で退職するまで、生まれ故郷である能勢町で37年間、勤務してまいりました。

 その間、出会った子どもたちや同僚、保護者・地域の皆様に支えられながら、日々やりがいのある仕事をさせていただきました。

 校長となった4年間は「自律・尊重・創造」をテーマに学校運営の中心に据え、学校に関わるすべての人たち(子どもたち・教職員・保護者・地域の方々・学校を支える人々)が通ってよかった、通わせてよかった、明日もまた来たいと思え、自分の居場所が感じられるそんな学校づくりをめざしてきました。

 この度、能勢町の教育長を拝命し、その職責の重さを痛感するとともに、教育行政を預る立場から、 能勢町の子どもたちや保護者・町民の皆様とともに、学校を全力で支援する強い気持ちと、また関われることの喜びを痛感しています。

 私たち教育委員会の使命は、能勢町に住む子どもたちや大人が、未来に向けて「やりがい」や「生きがい」をもって生活できる「ひとづくり」にあると考えています。  

 能勢町では、2015(平成27)年4月に「能勢町教育大綱」を策定し、「ひとが育つ ひとを育てる 教育のまち能勢町」を基本理念として「郷育」「教育」「共育」を基本目標に据え、「社会を生き抜く力の育成」「未来への飛躍を実現する人材育成」「学びのセーフティネットの構築」「絆づくりと活力あるコミュニティの形成」を基本施策の方向性を定め、とりくみを進めてきました。

 今年2025年は、能勢ささゆり学園開校10年目を迎えます。これまでの教育の成果を踏まえつつ、不易なものは継承し、課題となっている事柄の原因を明らかにして、変更・調整・改革しながら、10年先を見据え、これらの計画を再構築してまいります。

 先人や専門家から学び、未来を見据えて、新たな教育課題にも向き合いながら、同じベクトルで協働しながら連携を深めていくことが非常に重要だと考えています。

 私一人の力は微力ではありますが、これからも「チーム学校」「チーム役場」「チーム地域」「チーム能勢」を常に意識して、学校、家庭、 地域、そして教育委員会が一体となった能勢町の教育振興の充実・深化・発展に全力でとりくんでいきたいと考えております。

 ぜひとも町民の皆様にご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

令和7年4月1日 能勢町教育長 辻 新造

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更新日:2025年04月01日