能勢町の歩み

本町は、大阪府の最北端に位置し、周囲を大阪府豊能町、兵庫県川西市・猪名川町・篠山市・京都府南丹市・亀岡市に接する、面積約98.75平方km、東西約15km、南北約12kmのまちです。古くから摂津の国と日本海方面を結ぶ交通の要衝にあり、奈良時代にすでに郡衙(役所)が設けられていました。平安時代から鎌倉時代にかけては、銅の採掘場や薬草園が開かれ、荘園が置かれました。中世以降は多田源氏の流れをくむ能勢氏が次第に支配するところとなり、江戸時代を通じて、明治維新に至るまで能勢を治めました。江戸時代中期からは、能勢氏が祀った妙見大菩薩に関西一円から参拝客が大勢訪れた能勢妙見で広く知られました。明治以降は大阪府に属し、山間の自然と気候風土を生かした三白(米、寒天、高野豆腐)・三黒(栗、炭、牛)などの生産地で知られました。

昭和31年(1956)、歌垣・田尻、西能勢の3カ村が合併して能勢町が誕生しました。能勢町が現在の姿になったのは町制施行から3年後の昭和34年、東郷村が合併してから現在に至っています。

歩みの一覧

昭和31年(1956年)

町制施行、歌垣・田尻・西能勢村の3カ村が合併

昭和32年(1957年)

町報発刊

昭和34年(1959年)

東郷村が合併

昭和35年(1960年)

庁舎(現本館)竣工、町章制定

昭和38年(1963年)

府立種蓄場能勢分場、府総合青少年野外活動センターオープン

昭和41年(1966年)

町歌制定、町観光協会・町商工会発足

昭和43年(1968年)

中央公民館竣工

昭和47年(1972年)

阪急デマンドバス運行開始(平成9年まで)

昭和48年(1973年)

救急業務(8時間体制)開始

昭和53年(1978年)

府立能勢の郷野外活動センターオープン

昭和54年(1979年)

消防庁舎竣工、救急業務(24時間体制)完全実施

昭和56年(1981年)

自然休養村管理センター竣工、国道173号(一庫~民田間)開通

昭和57年(1982年)

し尿処理場竣工

昭和58年(1983年)

町営火葬業務開始

昭和59年(1984年)

国道173号(森上~山辺)開通

昭和61年(1986年)

豊能郡環境施設組合設立

昭和63年(1988年)

豊能郡美化センター稼動(平成9年まで)

平成元年(1989年)

天王中学校が西中学校に統合

平成2年(1990年)

国道173号(山辺~天王間)開通

平成3年(1991年)

町全域を都市計画区域に指定、町の「花と木」決定

平成5年(1993年)

ふるさと会館(淨るりシアター)、B&G海洋センター、交流促進施設オープン

平成7年(1995年)

線引き(市街化区域と市街化調整区域の区域区分決定)

平成8年(1996年)

国体記念スポーツセンターオープン

平成9年(1997年)

豊能郡美化センターにおいてダイオキシン問題発生

平成10年(1998年)

ザ・能勢人形浄瑠璃デビュー

平成11年(1999年)

保健福祉センターオープン、福祉バス運行開始、能勢の浄瑠璃が国の無形民俗文化財に選択

平成12年(2000年)

地域子育て支援センター・観光物産センター・東部デイサービスセンターオープン、猪名川上流広域ごみ処理施設組合設立

平成14年(2002年)

能勢浄化センター稼動、公共下水道供用開始、国道477号(東郷バイパス)一部開通

平成16年(2004年)

けやき資料館オープン

平成18年(2006年)

地域再生計画認定「文化芸術による創造のまち・のせ浄瑠璃の里」

平成19年(2007年)

淨るりシアターがJAFRAアワード(総務大臣賞)を受賞、「能勢 浄瑠璃の里」がサントリー地域文化賞受賞、過疎地有償運送がスタート

平成21年(2009年)

国崎クリーンセンターが本格稼働

平成24年(2012年)

し尿処理施設竣工

平成27年(2015年)

天王小学校が閉校、消防事務を豊中市に委託、大阪大学と連携協力に関する包括協定を締結

平成28年(2016年)

岐尼小学校・久佐々小学校・田尻小学校・歌垣小学校・東郷小学校・西中学校・東中学校が閉校し能勢小学校・能勢中学校が開校、町営斎場竣工

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更新日:2017年06月30日