平成20年度予算編成方針

平成19年10月18日 所属長様

町長

 平成20年度予算編成については、本年8月に策定した「能勢町版骨太の方針2007」において、「あるお金で予算を組む」の原則のもと、将来世代の負担の軽減を図り、自立経営プランの集中改革期間にふさわしい予算編成とすることを確認したところである。

 また国においても、「新たに必要な歳出を行う際は、原則として他の経費の削減で対応する」、「税の自然増収は安易な歳出等に振り向けず、将来の国民負担の軽減に向ける」といった原則に基づき歳出・歳入一体改革の実現に向けた予算編成が進められている。

 特に、本町の歳入の根幹をなす地方交付税については、「新型交付税」の導入に引き続き、税源配分の論議において見直しが検討されていることから、本町の税収の増減に関わらず、今後とも減少し続けていくことを前提として町政運営を図っていかなければならない。

 そのような厳しい状況が続く中で、本町がその特性を活かし「自主・自立」するためには、「量から質への発想の転換」を図り、あるお金の範囲内で、本町の持てる潜在能力を最大限発揮できるように努めるとともに、持続可能な町政運営に向け、あらゆる方策を講じていかなければならない。

 よって、平成20年度予算においても、昨年度に引き続き、あらかじめその歳入を見込み、その範囲内において、事業を取捨選択し、歳出を従来の枠配分方式により編成するものとする。

 各所属においては、繰り返し言い続けている「どのような行政サービスをどのような人にどのような水準で行うのか」の観点から、将来の町のあるべき姿を見据え、能勢町が持続していくということを最優先に、創意工夫のもと編成事務にあたってもらいたい。

予算編成の基本的事項

  1. 事務事業(特に裁量的事務事業)については、いずれもゼロベースから再検討を行い、重要かつ緊急なものから、現員における職員での施策実施を基本として予算計上すること。 
  2. 歳入全般に渡り増収策を図り、予算計上すること。 
  3. 「事業計画調査(投資・その他事業)」については、要求対象事業のみ予算要求を行うこと。なお、収支見込の確定後、最終的な事業採択・不採択を決定するものとする。 
  4. 枠配分については、各課、室、局ごとに一般財源を枠配分するものとし、超過は認めない。ただし部内においての一般財源の調整は可とする。 
  5. 政策的施策及びその予算計上については別途個別示達する。 
  6. 公の施設等のあり方検討結果を踏まえ、対象となっている施設については、その方向性に整合させること。 
  7. 「補助金の見直しに関する指針」により団体補助金を見直すこと。 
  8. 予算編成の具体については、平成20年度当初予算編成に向けた基本方針「能勢町版骨太の方針2007」による。なお、今後、収支見込が変動することがありえるので、予算の最終調製については、平成20年度地方財政計画の確定をもって判断するものとする。
     
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更新日:2017年06月30日