平成26年度当初予算のあらまし
平成26年度当初予算のあらましをお知らせします。
一般会計当初予算は、議会3月定例会に[60億2,600万円]にて予算案として上程しましたが、[3,417万1千円]を減額の上、修正可決されました。その結果、一般会計予算額は、59億9,182万9千円となり、対前年比[40.7%]、[17億3,182万9千円]の増となりました。
また本年度の予算総額は、一般会計及び特別会計並びに水道事業会計をあわせた全8会計の合計で、[103億4,367万9千円]となり、対前年度比[23.2%]、[19億5,103万3千円]の増となっています。
本町の財政状況については、少子高齢化、人口の減少等により歳入の根幹である税収が逓減し、地方交付税に大きく依存せざるを得ない状況であることは周知のとおりです。加えて予てより本町の懸案であった学校再編、火葬場建設、消防常備化といった大型公共事業が実行段階を迎え、その事業施行にあたっては、これまで留保してきた財政調整基金を大きく取り崩さなければなりません。そのような状況において、各施策目標を実現するための事務事業に対しては、例年にも増して限りある財源の適正配分が求められると判断しました。それ故、本年度の予算編成にあたっては、あらかじめ歳入を見込み、その範囲内において事業採択を行うといった従来の手法は継続しつつも、一般財源の枠配分方式による予算編成を廃止し、より実効性と効率性を兼ね備えた予算とするために、全会計にわたり厳正な積算に基づく予算要求と、厳格な予算査定による予算編成に努めました。
全8会計の総額予算は、前述のとおり100億円を超える予算規模となっており、これは平成13年度以来、2度目となり、ここ数年来の予算規模に比して大型の予算編成となりました。時折しも、平成13年度は、府営水道の導入や下水道の供用開始など生活基盤整備に財源を集中する一方で、今後の行財政運営を見据え、[財政再建プログラム]を策定し、着手した年でもありました。
平成26年度につきましても、学校再編整備、火葬場建設等に係る大型公共事業が実行段階を迎えることとなり、今後数ヶ年で投資的事業に係る財政負担が増大します。したがいまして可能な限り将来世代に負担を先送りしないよう、[行財政改革プログラム(平成26年3月策定)]に基づく行財政改革を実効性のあるものとするため、職員一丸となって取り組んでまいりますので、住民の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
一般会計の歳入及び歳出の内訳 (PDFファイル: 565.3KB)
住民一人当たりの税金、住民一人当たりに使われているお金 (PDFファイル: 429.5KB)
平成26年度一般会計当初予算修正可決の内容について
平成26年度一般会計当初予算については、能勢町議会3月定例会において3,417万1千円を減額の上、修正可決されました。修正後の一般会計予算額は、59億9,182万9千円となり、減額修正となった事業等は次のとおりです。
- 魅力化事業(6次産業化分野) 350万円
- 野外活動センター跡地活用計画策定事業 300万円
- 協働事業交付金(提案型) 90万円
- 地域イントラネット事業(サーバー等機器更新) 1,972万1千円
- 不法投棄防止カメラ購入 150万円
- 魅力化事業(人材育成分野) 330万円
- 魅力化事業(学力向上分野) 225万円
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総務部理財課財政担当(本館1階)
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ファックス:072-734-2064
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更新日:2017年06月30日