平成27年度当初予算のあらまし

 平成27年度当初予算のあらましをお知らせします。

 本年度の予算総額は、一般会計及び特別会計並びに水道事業会計をあわせた全8会計の合計で、[126億2,482万 7千円]となり、対前年度比[22.1%]、[22億8,114万8千円]の増となっております。 

 本町の財政状況については、少子高齢化、人口の減少等により歳入の根幹である税収が逓減し、地方交付税に大きく依存せざるを得ない状況であります。また予てより本町の懸案であった学校再編、火葬場建設といった大型公共事業が最終段階を迎え、その事業施行にあたって、これまで留保してきた財政調整基金を大きく取り崩しております。加えて平成27年度から消防を常備化するにあたって、豊中市に事務委託をするための負担金を約2億円計上しております。そのため経常歳出が大きく増加する状況となり、財政調整基金から更なる繰入を行うことにより収支均衡を図ったところです。

 全8会計の総額予算は、前述のとおり100億円を超える予算規模となっており、これは平成13年度、平成26年度に引き続き、3度目となり、120憶円を超える、過去最大の大型の予算編成となりました。

 平成26年度から27年度にかけて、学校、火葬場、消防といった住民生活の基盤となる整備に財源を集中し、その分野においては住民サービスが向上いたします。しかしながら今後の財政状況を鑑みますと、公債費や負担金といった義務的経費が増加する一方、町税をはじめとする歳入は減少し、財政を取り巻く環境は非常に厳しいものとなります。

 今後は、行財政運営を持続可能なものとするために、財政調整基金に依らず収支均衡が図れるよう、将来的な取り組みも視野に入れながら、限りある財源の適正配分に努めるとともに、可能な限り将来世代に負担を先送りしないよう、本町を取り巻く財政状況をしっかりと認識し[行財政改革プログラム]による取り組み進めなければなりません。行財政改革を実効性のあるものとするため、職員一丸となって取り組んでまいりたいと考えておりますので、住民の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

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更新日:2017年06月30日