受けましたか?日本脳炎予防接種

日本脳炎特例対象者の方へ

日本脳炎とは、日本脳炎ウイルスの感染で起こる致命率が2040にも達する病気で、日本を含む東南アジアおよび東アジアに広く分布しており、現在も感染が見られる疾患です。

動物の体内で増えたウイルスが蚊によって運ばれ感染する病気で、7~10日の潜伏期間の後、高熱、頭痛、嘔吐、意識障害、けいれんなどの急性脳炎の症状を示します。

日本脳炎は、治療法がなく、予防接種だけが唯一の積極的な予防手段です。

以前は幼児・児童に広く感染が見られましたが、現在は予防接種の効果によりほとんど発症は見られなくなっていますので、計4回の接種が完了しているか、母子健康手帳を確認し、予防接種を積極的に受けましょう。

 

日本脳炎予防接種は、平成17年5月末~平成22年3月まで積極的な勧奨が差し控えられました。

そのため、対象の期間に定期接種を受けることができなかった方に対し、「日本脳炎予防接種の特例」を設けています。

特例に該当する方は、定められた期間内に予防接種を受けましょう。

 

日本脳炎予防接種 Q&A

特例対象者

A:平成7年4月2日~平成19年4月1日の間に生まれた方で、20歳未満の方

⇒20歳になるまでの間に、4回のうち不足分を接種可能

B:平成19年4月2日~平成21年10月1日の間に生まれた方で、9歳以上かつ13歳未満の方

⇒9歳以上かつ13歳になるまでの間に、1期(3回分)の不足分を接種可能

 

今までに接種した回数 標準的な接種期間・間隔
0回

第1期:2回(6~28日間隔を置く)
第1期追加:1回(初回接種後、おおむね1年経過した時期)
第2期:1回(第1期終了後、おおむね5年経過した時期)

1回

第1期初回:1回
第1期追加:1回(初回接種後、おおむね1年経過した時期)
第2期:1回(第1期終了後、おおむね5年経過した時期)

2回

第1期追加:1回
第2期:1回(第1期終了後、おおむね5年経過した時期)

3回   第2期:1回(第1期終了後、おおむね5年経過した時期)

 

接種費用

無料(接種期間を過ぎると任意接種となり有料です)

予防接種を受けるには

・接種には「母子健康手帳」「予診票」が必要です。
 過去の予診票もそのままお使いいただけます。
 お手元にない場合は、母子健康手帳をお持ちのうえ保健福祉センターへお越しください。

 

・接種の予約は、1週間前までに直接医療機関へお申し込みください。

医療機関の一覧
森川医院 今西206 072-734-0046
奥井医院 平通80-5 072-734-2219
にしうら内科外科クリニック 平通131-2 072-734-3294
能勢町国民健康保険診療所

倉垣635

R5年4月より移転しました。

072-737-0064
この記事に関するお問い合わせ先

福祉部健康づくり課健康管理担当
能勢町栗栖82番地の1(保健福祉センター)
電話:072-731-3201
ファックス:072-731-2151
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更新日:2023年06月02日