海外渡航時の感染症予防について

予防接種履歴を確認しましょう!

 海外では、日本には無い感染症があり、日本にある感染症でも国内より感染の可能性が高くなる場合があります。

 

 平成30年度には、空気感染する麻しんに海外で感染したあと、国内で発症した方が発端となり全国に感染が拡大することとなりました。

 安全かつ安心して日本に帰国することが出来るよう、出国前には予防接種履歴を確認しましょう。 

 また、予防接種を受けてから免疫を獲得するためには、およそ2~3週間が必要になります。(必要な期間はワクチンの種類や接種回数により差があります。)早めの行動をとりましょう。

 

 渡航先の国によっては予防接種を受けた証明書の提出を求められる場合もあります。詳しくは下記ホームページを参照し、不明点は渡航先の在日大使館やお近くの検疫所にお問い合わせください。

 

↓厚生労働省 検疫所 FORTH HP「海外渡航のためのワクチン」

https://www.forth.go.jp/useful/vaccination.html

 

特に注意すべき感染症について

 海外旅行を検討中の方や海外への出張予定のある方は、渡航前に現地の感染症に関する情報や、予防接種などの予防的な対策について確認し、早めに予防のための行動をとりましょう。

 

○最も多いものは、水や生ものを介した消化器系感染症です。

生水やカットフルーツなどは避け、特に現地の食事は十分に過熱されたもの等を選び、食べましょう。

 

○日本には居ない種類の動物は、その土地特有の感染症を持つ可能性があります。

蚊・ダニには刺されないよう服装に注意し、必要に応じ虫よけ剤を使用しましょう。

⇒動物は狂犬病や鳥インフルエンザのウイルスを持っている可能性があります。また、中東地域に生息するヒトコブラクダはMERSコロナウイルスを持つ可能性があります。

 特に野生の動物にはむやみに近づいたり、触らないようにしましょう。

 

○性交渉や薬物で感染する病気もあります。

⇒梅毒やエイズなど、性交渉で感染する病気や、麻薬等で注射器を使いまわす、血液に触れるなど血液を介して感染する病気もあります。一生の後悔をしないような行動をとりましょう。

 

↓厚生労働省 検疫所 FORTH HP「海外に渡航されるみなさまへ!」

https://www.forth.go.jp/news/20190409.html

この記事に関するお問い合わせ先

福祉部健康づくり課健康管理担当
能勢町栗栖82番地の1(保健福祉センター)
電話:072-731-3201
ファックス:072-731-2151
メールフォームでのお問い合わせ

更新日:2019年06月21日