令和7年5月　おかだ町長活動日記

午後から豊能町役場において、豊能郡環境施設組合議会が開催されましたので出席いたしました。能勢町議会から新たに環境施設組合の議員5名が選出されましたので、改めて議席指定と議長選挙が行われました。議長は前期と同様に岡本議員が選ばれました。その後、工事請負契約の変更と監査委員の選任議案が提出され、監査委員には大西議員が選ばれました。今後、6月から準備工事として東能勢中学校のグラウンド部すりつけ工と下水道切替工事、工事用車両進入路整備工を7月上旬までに仕上げ、その後本工事に入っていく予定です。

夜には能勢町職員組合の定期総会が淨るりシアターで開催され、ご挨拶させていただきました。私が就任当時からお願いしているとおり「よく働きよく休む」をモットーに有給休暇を上手に活用して、健康第一で能勢町のために頑張ってもらいたいと思っています。

朝5時から能勢町を出発し、東京の砂防会館で開催された全国治水砂防協会通常総会に大阪府砂防協会の会長として出席いたしました。

最初に東京大学名誉教授から「南海トラフ地震災害に備える」との題材で講演をいただきました。南海トラフ地震は100年程度の間隔で起こっているが、最後に起きてから既に80年が経っており、今の状況はM8～9クラスの地震がいつ発生してもおかしくない状況である。強い危機感をもって、日頃から地震が起こったらどう行動すべきかを考えておくことが重要であると指摘されていました。

能勢町は南海トラフ地震防災対策推進地域指定市町村に大阪府下で唯一入っていない地域ですが、それこそ地震はいつ・どこで起こるか分かりません。

「備えよ常に」の心構えをお願いいたします。

総会の最後に全国治水砂防協会の功労者表彰が行われ、上森前能勢町長が4年間の大阪府砂防協会会長を称えられ受賞されました。

今朝は、能勢町民生委員児童委員協議会の総会が開催されましたので、ご挨拶のなかで日々の見守り活動等に対するお礼を申し上げました。

民生委員・児童委員を取り巻く環境は、全国的にも担い手不足が課題となっている中で、本町においては50名の皆様に見守り活動をはじめ地域福祉の向上にご活躍いただいており感謝に堪えません。今後とも「誰一人取り残さない社会」の実現のためご協力をお願いします。

その後、町長に就任後6件目となる高齢者訪問にお伺いしました。95歳とは思えないお元気なご様子で、本当にうらやましい限りです。

夕方には能勢町商工会青年部の通常総会が開催されましたので、ご挨拶申し上げました。青年部は商工会の若手メンバーで組織されており、特に地域振興や新しいまちづくりの原動力となっていただいています。懇親会ではメンバーの方々とお話させていただき、行政とともに本町活性化の大きな原動力になっていただけるものと確信いたしました。令和7年度にはてっぺんフェスティバルへの参加はもとより、イルミネーション事業、さらには打ち上げ花火の実施も検討いただいているようで、楽しみにしております。

また、来年は町制施行70周年でありますので、その協力もお願いさせていただきました。

有限会社能勢物産センターの株主総会が開催されましたので、開会のご挨拶と議事進行を行いました。

最近は、コメの話題が大きく取り上げられております。本町においてコメは重要な課題であり、物産センターにおいても売り上げを大きく左右する要因であります。物産センターでも4月は販売するコメが確保できず、5月から何とか確保しているものの仕入額が1キログラム1,000円程度と高額であるため、国の施策として何とかしてもらいたいところです。

物産センターで販売するコメは基本的にJAから入荷しています。農家の皆さんには、できる限りJAに出荷していただけるとありがたいところです。

また今年度は、業務効率化のためレストランの配膳をセルフ化する予定であり、それに伴う受け渡しカウンターの設置と厨房キッチンプリンター連動型の券売機及びコール受信機（いわゆるブルブルの呼び出し器）の導入をいたします。人気のレストランですので、少しでも効率化を図り従業員の働き方改革を実現し、持続可能な施設となるよう努めたいと思います。

午後から大阪市内での会議に出席した後、千里阪急ホテルで開催された池田市薬剤師会総会懇親会に出席させていただきご挨拶させていただきました。

池田市薬剤師会は、池田市・豊能町・能勢町を包括する団体であり、昨年8月に薬剤師会と医師会、能勢町の三者で「災害時の医療救護活動等に関する協定」を締結しています。これにより、災害時における医療救護活動が迅速かつ連続して行える体制が整っており力強い連携となりました。

私からは、能勢町は100㎢の町域の中に住宅が点在しているにもかかわらず、医院が4か所、薬局が2か所しかないため、災害時には色々な面でご協力をお願いしたい旨お話しさせていただきました。これからの時代は、増やすことのできないサービスは広域連携で賄う必要がありますので、重要な連携であると強く認識しております。

朝から吹田市文化会館メイシアターで開催された吹田産業フェアに友好交流都市として出席させていただきました。

吹田産業フェアは今回で40回を迎えられ、「吹田の産業ここにあり」をコンセプトに毎年開催されています。

吹田市とは平成17年にフレンドシップ協定を締結しており、両市町民間で積極的な交流が進められるよう、両市町が支援するという協定です。

産業フェアには本町のほかに新潟県妙高市、福井県若狭町、滋賀県高島市、高知県土佐町も参加されておりました。それぞれ市町の物産が販売され、各市・町長さんも来られていました。

能勢町は、観光物産センターの野菜や加工品などたくさんの商品を販売させていただき、あいにく雨降りの中でありましたが、能勢の物産をたくさん紹介することができ、能勢町をPRできたと喜んでいます。

また、驚いたことに私の高校の同級生がイベント広場で、コンサートを開いていましたので応援しながら見学をさせていただきました。世間は狭いですねー。

今日は、東山辺・上山辺の両区長さんと青年会役員さんが来庁され、大阪・関西万博において「山辺の獅子舞」が出演されることのお知らせを頂きました。

9月10日（水曜日）の16時から18時まで、万博会場内の大阪ヘルスケアパビリオン・リボーンステージにおいて、「未来へ紡ぐ豊かな大阪の海・山・農空間」ステージイベントの一部で、来場者が「風景」「祭り」「芸術」の観点から大阪の農空間が持つ魅力に触れ、映像の上映や実演等により、「食」と「農」の繋がりを体験する催事の中で出演されます。

16時に獅子舞の演舞があり、その後ステージ1.野菜・泉州エリア、ステージ2.フルーツ・河内エリア、ステージ3.お米・北摂エリア、この北摂エリアで「秋鹿酒造さん」や「山辺の獅子舞」の紹介や演舞がありますので、是非、応援をよろしくお願いします。

午後には、能勢町商工会第59回総代会にお招きいただきましたので、ご挨拶させていただきました。商工会の皆様には「いきいき商品券交付事業」等でもお世話になっており、現在263名の会員数を有する団体で、共に能勢町の発展を考えていただきたいとお話しさせていただきました。

今朝の庁議では、6月開催の区長会に提案する内容について打ち合わせを行いました。区長の皆様には住民と行政の橋渡し役を担っていただいており、住民の皆さんに理解いただけるよう、丁寧な説明を心がけるよう心合わせを行いました。

また、大阪で55年ぶりとなる「大阪・関西万博」が開催されており、能勢町としてもまちの魅力を国内外の来場者に広く発信するため、大阪ウィークへ出展を予定しております。

7月29日・30日には能勢町産の農産物や炭酸飲料水の販売を、9月10日は山辺地区の「ししまい」の演舞、9月15日には能勢人形浄瑠璃「鹿角座」によるオリジナル演目の披露がありますので、皆さんもぜひ万博に足を運んでみてください。

庁議のあと、能勢物産センターの支配人と株主総会の打ち合わせを行いました。6年度は売上、利益ともに前年度実績を上回りましたので、配当の議案を上げさせていただく予定です。

午後から大阪府庁新別館で開催された大阪府町村長会の定例会に出席しました。18日の選挙で当選された忠岡町の是枝新町長とご挨拶させていただきました。また、任期満了に伴う役員改選があり、新たな会長には熊取町の藤原町長が選任されました。長年にわたり町村長会を牽引いただきました前会長である岬町の田代町長には心から労いの言葉と感謝をお伝えしたいと思います。

今日は、朝から箕面学園高等学校で入試関係を担当されている先生がご挨拶に来てくださいました。というのも、この先生は私の高校時代のバレーボール部の先輩であり、今も同学園でバレーボール部の顧問として活躍され、素晴らしい選手をたくさん育成されています。

今後とも末永いお付き合いをお願いさせていただきました。

近畿ブロック地域海洋センター連絡協議会総会が本町の淨るりシアターで開催されました。

近畿地区内にあるB＆G海洋センター43施設の運営市町村で組織される協議会の会長に令和7年度は能勢町が当たっており、1年間会長を務めさせていただきます。

総会に先立ち、オープニングアトラクションとして能勢人形浄瑠璃「能勢三番叟」を見ていただきました。令和6年度の会長である和歌山県紀の川市さんの開会のご挨拶、開催地を代表して歓迎の挨拶、来賓としての公益財団法人B＆G財団の常務理事からのご挨拶があり総会がスタートいたしました。

6年度の事業報告関係は紀の川市さんが進行され、役員改選のあと、7年度事業については本町が進行し無事に終了いたしました。

その後、職員は「自然体験活動を通じた郷土教育」と題した指導者研修会を実施し、町長や教育長等は郷土研修として「能勢の浄るりの歴史について」淨るりシアターの関係者が分かりやすく説明してくれました。鹿角座の皆さんにもお手伝いいただき、人形浄瑠璃の概要がよく理解できたと参加者の皆さんに喜んでいただきました。6月は「浄るり月間」でありますので、改めて能勢町を訪問してもらえることを期待しております。

今日は、能勢町淨るりシアターで開催の豊能地区保護司会総会にお招きいただきましたので、ご挨拶させていただきました。豊能地区ですので豊能町と能勢町の合同体制で組織されており、会長の任期である2年ごとに事務局、総会の会場共に変わるようです。会場のある町長が来賓の挨拶もしますので、今年は私がさせていただきました。

SNSの普及によって人間関係もデジタルに頼る傾向にありますが、地域の住民を孤立から防ぎ、住民同士がつながりを持つことが地域福祉の向上を考えるうえで重要になってくると思いますので、保護司会の皆様には引き続きご尽力賜りますようお願いしますとご挨拶させていただきました。SNSがうまく生かせる時代になれば、活動方法も変わってくるのではないでしょうか。

今日は、先に行われた能勢町議会議員選挙後の初議会が開催されました。能勢町では議会の委員構成を決める段階には理事者側は同席しない慣例ですので、15時から議場に入り報告案件2件と人事案件1件を提案させていただきました。

午前中から議論された議会の役員構成は、議長に平田要議員、副議長に井上加奈子議員、議会選出の監査委員は大西則宏議員に決まりました。

また、環境施設組合議会への派遣議員は川口・岡本・大西・中西・畠中議員に、猪名川上流広域ごみ処理施設組合議会への派遣議員は、前期と同様で森田・難波・平田議員と決まりました。

住んで良かったと思える能勢町の実現のため、お互い充分な議論をするとともに、ご理解ご協力もお願いさせていただきました。

午後から、天王ナチュラルファームさんが主催された、直播見学会にお招きいただきましたので、参加しご挨拶させていただきました。今回は「スマート農機を活用した耕畜連携モデルの確立と農業支援サービスの広域展開」と題して天王ナチュラルファームのドローンオペレータクラブによるリゾケア種子の空中直播の取り組みを紹介されたあと、ほ場で見学会がありました。

ドローンによるリゾケア種子の空中直播や、見たこともなかった直播田植え機による鉄コーティング種子の直播、ハンドルを操作しなくても真っすぐに走る直線キープ機能付き直播田植え機の実演など人手不足に対応した農法を紹介いただきました。苗を作らないのは楽ですよね。でも、水の管理が難しそうですが・・・。

今日は関西万博での大阪ウィークのオープニングイベントがありましたので、参加してきました。会場には府内のだんじりが勢ぞろいしておりました。春夏秋と期間限定で大阪の食べ物やイベントなどを紹介する「大阪43市町村の祭典」のオープニングです。本町も7月29日と30日にたべなはれゾーンで能勢町産のトウモロコシなどの販売を予定しています。9月にはイベントステージで人形浄瑠璃を披露する予定ですので、ぜひご来場ください。

引き続いて、午後にはエル・おおさかで開催された大阪府砂防協会総会に会長として出席いたしました。昨年も台風や長雨により全国で1,433件の土砂災害が発生しており、特に中山間地の多いわが町にとっては重大な案件であります。今後とも大阪府はもとより、大阪府砂防協会、大阪府砂防ボランティア協会、全国治水砂防協会とも力を合わせながら災害に強いまちづくりをめざしていきたいと思います。

今日は朝から庁議を行い町議会6月会議への提出案件について確認しました。

報告案件、条例改正、補正予算、契約案件の上程を予定しています。6月会議は新年度早々であるため、盛り沢山というほどはありませんが、新たな議員さんをお迎えして初の議会となります。気を引き締めて取り組みたいと思います。

今日から新たな能勢町議会の4年間がスタートいたします。明日に再選及び新人議員に対して説明会があるようです。議員の皆様、能勢町のために頑張りましょう。

朝から高齢者訪問に行かせていただきました。本当にお元気でお話しできて、100歳とは全く思えない方でした。やはり能勢町に住むと長生きできると言われる環境を守りたいですね。

その後、能勢町観光物産センターの支配人から月間報告があり、4月はやはりお米がないため前年実績を下回る結果となりました。