地域おこし協力隊の活動について

 能勢町では、令和3年度より地域おこし協力隊に活動していただいております。

 これまでに3名の隊員が任期満了により卒隊されており、現在は2名の隊員が町内で活動されています。

 隊員の日々の活動や想いについては能勢町地域おこし協力隊のfacebookや、Instagram、広報のせ「地域おこし協力隊活動日誌」にて報告を行っておりますので、ぜひご覧ください。

小川 繁樹

小川 繁樹隊員(大阪府豊中市より移住)

令和5(2023)年6月より着任

趣味:登山・マラソン・読書・旅行

活動内容:移住者や関係人口*の増加に向けた情報発信に取り組む

※関係人口とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない地域と多様に関わる人々のことです。

意気込み:6月で着任してまる2年になります。意識しながら暮らすことで気づく、住民や観光客の動線や背景にある考えなどがわかるようになってきました。あるものをしっかり活かすことと、それをしっかり伝えていくことを中心にさらに活動を展開していきます。

小川隊員より令和6年度を振り返って

 こんにちは、小川繁樹です。地域おこし協力隊として活動を始めて2年目となる令和6年度、町の中に少しずつ顔見知りが増え、日々の暮らしの中で「地域とのつながり」を感じる場面が多くなりました。昨年度とはまた違った視点で能勢町を見つめ直す、学びの多い一年となりました。

 令和6年度は、大きく3つの取り組みに携わりました。一つ目は、空き家活用に向けた次のステップとして、ヒアリング結果をもとに課題を整理し、セミナーやイベントへの参画による発信の強化、関係機関との連携体制づくりに取り組みました。二つ目は、町の魅力発信の一環として、地域資源を活かしたワークショップやイベントの企画・運営に取り組み、町内外から人が集まるきっかけをつくりました。三つ目は、昨年に引き続き観光運営の支援として、けやき資料館に訪れる方々に楽しんでいただけるよう、仕組みづくりに挑戦しました。

 日々の活動を通して、能勢町での暮らしや仕事の魅力を少しずつ形にしていくことの難しさと、同時にその面白さを実感しています。本年度も引き続き、自分なりの関わり方を模索しながら、地域と共に歩んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

西川 龍之介

西川 龍之介隊員(千葉県我孫子市より移住)

令和6(2024)年8月より着任

趣味:釣り、カヤックなど

活動内容:道の駅「能勢(くりの郷)と連携して、特産品のPRとブランディング

意気込み:6年前にも、茨城県で地域おこし協力隊として活動していました。釣り大会の企画や、移住希望者の案内、築70年の古民家管理、ご当地マスコットの運営など、活動内容は多岐にわたっていました。その中でも食品衛生責任者の資格を取得し特産品を使ったピザ屋を開いたり、行商従業者証を持ってシラウオの移動販売を行ったりと、特産品のPRに一番熱が入りました。その協力隊の活動と種苗メーカーでの営業職の経験を活かして、能勢町の味覚や文化を町内外の人達へ伝え、多くの方が道の駅に足を運ぶきっかけを生み出していきたいと思います。

 こんにちは、西川です。

 能勢町に引っ越してから8か月となり、2年目が始まりました。令和6年度は能勢町観光物産センターで、早朝からお昼まで出荷者様のサポートに徹し、合間の時間で道の駅の販促POPの作成、販売数量の整理、栽培記録簿の入力とルーティン業務などを日々行っておりました。能勢の気候にあった大根の試験栽培や、出荷者様と淡路島への研修を企画するなどのイベントも独自で動くことができました。

 秋と冬の季節を経験し、千葉県から持ってきた愛する観葉植物の大半が、能勢のマイナス7℃の気温で枯れてしまいましたが、初めての春となり、新しく花を植え、山田川や大路次川に戻ってきた魚を見て過ごしております。

 今年度は、道の駅の新しいお土産を目指して、能勢産サツマイモを使ったカステラの開発を進めており、獣害対策や猛暑対策を目的とした圃場廻りと、能勢町と道の駅の魅力を外部で発信する取り組みを進めていきます。退勤後の夕方には、昨年より貸していただいた畑で、大根と枝豆、ニンジンを栽培していますので、無事に道の駅に出品することができましたら優しい目で見ていただければと思います。

地域おこし協力隊OB・OG紹介

江藤 幸乃さん

活動期間:令和3年7月~令和6年3月

活動内容:株式会社能勢・豊能まちづくりと連携し、再生可能エネルギーを軸としたまちづくりなど

高江 直哉さん

活動期間:令和3年7月~令和6年3月

活動内容:能勢なつかしさ推進協議会と連携し、「里山での学び」を活かしたプログラム開発や人的交流の促進など

平原 綾耶夏さん

平原 綾耶夏隊員(大阪府池田市より移住)

活動期間:令和4年4月~令和7年3月

活動内容:大阪府立豊中高等学校能勢分校と連携し、学校と行政・地域をつなぐ地域教育コーディネーター

能勢町地域おこし協力隊公式SNSはこちらから!

地域おこし協力隊活動日誌を広報のせに掲載しています!

 隊員のそれぞれの活動や、日々の想いを令和4年8月号より「地域おこし協力隊活動日誌」として各隊員の持ち回り制で順番に掲載しています。
 これまで掲載記事については、下記よりご覧いただけますので是非ご覧ください。

この記事に関するお問い合わせ先

総務部総務課政策推進担当(本館1階)
電話:072-734-3036
ファックス:072-734-2064
メールフォームでのお問い合わせ

更新日:2025年04月21日