熱中症にご注意ください
熱中症とは、高温多湿な環境下で、発汗による体温調節等がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、場合によっては死亡することもあります。
熱中症について正しい知識を身につけ、体調の変化に気をつけるとともに、周囲にも気を配り、熱中症による健康被害を防ぎましょう。
▼1.暑さに体を慣らす「暑熱順化」を心がけましょう ▼2.「熱中症警戒アラート」「熱中症特別警戒アラート」について ▼3.クーリングシェルター(指定暑熱避難施設)の指定について ▼4.熱中症予防のポイント
お知らせ
熱中症特別警戒アラートの発表状況について
大阪府に熱中症特別警戒アラートが発表された場合は、下記のページで随時お知らせいたします。
1.暑さに体を慣らす「暑熱順化」を心がけましょう
暑熱順化(しょねつじゅんか)とは、体が暑さに慣れることです。熱中症は、熱くなり始めの時期や急に蒸し暑くなる日に起こりやすくなりますが、暑さに体を慣らしていくことで、熱中症のリスクを減らすことができます。
暑熱順化に有効な対策
1.ウォーキング・ジョギング
2.サイクリング
3.適度な運動(筋トレやストレッチなど適度に汗をかくもの)
4.入浴(シャワーだけでなく、湯船に入るもの)
暑熱順化についての詳細は下記ページをご覧ください。
出典:日本気象協会推進「熱中症ゼロへ」プロジェクト公式サイト 熱中症について学ぼう:暑熱順化(https://www.netsuzero.jp/learning/le15)
2.「熱中症警戒アラート」「熱中症特別警戒アラート」について
「熱中症警戒アラート」とは、環境省と気象庁が、熱中症の危険性が極めて高くなると予測された際に注意を呼びかけ、熱中症予防行動を取るよう促すものです。
さらに、過去に例のない危険な暑さになり、熱中症による重大な被害が生じるおそれがある場合に、一段階上の「熱中症特別警戒アラート」が発表されることになりました。
アラートの令和7年度の運用期間は、令和7年4月23日(水曜日)から10月22日(水曜日)までです。
熱中症特別警戒アラートについて

気温が特に著しく高くなることにより熱中症による重大な健康被害が生じるおそれがある場合に環境大臣が発表するものです。大阪府内の全ての暑さ指数(WBGT)情報提供地点において、翌日の暑さ指数が35に達することが予測される場合に発表されます。
発表状況等の詳細は環境省熱中症予防情報サイトをご覧ください。
次の大阪府ホームページも合わせてご覧ください。大阪府暑さ対策情報ポータルサイト
なお、熱中症特別警戒アラートが発表された場合は、本町の公式ライン等でもお知らせいたします。
能勢町の暑さ指数の実況と予測はこちら
熱中症警戒アラート・暑さ指数の情報配信サービスも活用ください
「熱中症警戒アラート等のメール配信サービス」や「環境省LINE公式アカウント」では熱中症警戒アラートや熱中症特別警戒アラートの発表の通知(無料)を受け取ることができます。
通知サービスの登録は、環境省熱中症予防情報サイトの以下のページを参照ください。
熱中症特別警戒アラート発表時の熱中症対策
以下に示すような熱中症予防行動の実施の徹底をお願いいたします。
・室内等のエアコン等により涼しい環境にて過ごす。
・こまめな休憩や水分補給・塩分補給
・涼しい環境以外では、原則運動を行わない等の対策の徹底
・熱中症にかかりやすい「熱中症弱者」は自ら積極的に対策を徹底し、周囲の方も熱中症弱者への声かけを徹底
3.クーリングシェルター(指定暑熱避難施設)の指定について

令和6年4月1日に気候変動適応法が改正され、町が冷房施設を有する等の要件を満たす施設をクーリングシェルター(指定暑熱避難施設)として指定できるようになりました。
▼クーリングシェルターとは
暑さをしのぐ場を確保し、熱中症の重大な被害を防ぐため、熱中症特別警戒アラートが発表されたときに開放する、どなたでも休息できる施設です。
開放期間
熱中症特別警戒アラート運用期間(4月第4水曜日から10月第4水曜日まで)
(注)令和7年度は、4月23日から10月22日まで
本町では、上記期間において熱中症特別警戒アラートが発表されていない平時より、町民の皆さまが暑さをしのぎ休憩できるようにクーリングシェルターを開放しています。
クーリングシェルター指定施設一覧
施設名 | 所在地 | 開放可能日時 | 解放場所 | 受入可能人数 | 備考 |
能勢町役場本館 |
宿野28 |
月曜日~金曜日 8時30分~17時00分 |
ロビー、フリースペース | 20人 |
・自動販売機あり ・土曜日・日曜日、祝日は閉庁 |
淨るりシアター |
宿野30 |
月曜日、水曜日~日曜日 8時30分~17時00分 |
ロビー | 20人 |
・自動販売機あり ・火曜日(祝日の場合は翌々日の木曜日)は休館 |
能勢町保健福祉センター | 栗栖82-1 |
月曜日~金曜日 8時30分~17時00分 |
1階ロビー | 10人 |
・自動販売機あり ・土曜日・日曜日、祝日は閉庁 |
能勢町ふれあいプラザ | 倉垣635 |
月曜日、水曜日~日曜日 8時30分~17時00分 |
1階住民サービスセンター横休憩室 | 12人 | ・火曜日、祝日は閉庁 |
クーリングシェルターを利用する際の注意事項
・利用できる日時・場所は、指定施設の開館している日時および指定した場所のみになります。
・飲料は各自でご用意ください。
・利用に当たっては、各施設の指示に従ってください。
大阪府のクールオアシスもご利用ください
猛暑から府民の命を守るとともに健康被害の軽減を図ることを目的に、
事業者等が、施設や店舗等を猛暑の際に一時的(15分程度を目安)に暑さをしのげる涼しい空間(クールオアシス)として提供されています。
能勢町内でもクールオアシスとして登録いただいている事業所がありますので、詳細は下記の大阪府ホームページをご確認ください。
4.熱中症予防のポイント

熱中症を防ぐためにはそれぞれの場所に応じた対策をとることが重要です。以下を参照し、適切な対策を実施しましょう。
1.屋内では
・エアコン等で温度を調節
・遮光カーテン、すだれを利用
・室温をこまめに確認
・暑さ指数(WBGT)も参考に
2.屋外では
・日傘や帽子の着用
・日陰の利用、こまめな休憩
・天気の良い日は、日中の外出をできるだけ控える
3.からだの蓄熱を避けるために
・通気性のよい、吸湿性・速乾性のある衣服を着用する
・保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、からだを冷やす
4.こまめに水分を補給する
・室内でも、屋外でも、のどの渇きを感じなくてもこまめに水分補給しましょう
高齢者の方は特に注意しましょう
・高齢者は温湿度に対する感覚が弱くなるために、室内でも熱中症になることがあります。
・室内に温度計を置き、こまめに水分を補給することを心掛けましょう。
幼児も注意が必要です
・晴れた日は、地面に近いほど気温が高くなるため、車いすの方、幼児、ペットは大人以上に暑い環境にいます。
・幼児は体温調節機能が十分発達していないため、特に注意が必要です。
- この記事に関するお問い合わせ先
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まちづくり推進部みどり環境課環境衛生担当(西館2階)
電話:072-734-3171
ファックス:072-734-1545
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更新日:2025年07月02日