公民学連携・パートナーシップの推進について

パートナーシップの意義について

持続可能なまちづくりに向けてパートナーシップを推進 

 SDGsの17番目のゴールに「パートナーシップで目標を達成しよう」が掲げられています。能勢町では、パートナーシップの推進により、自治体や教育機関、企業、NPOなど町内外の様々な主体がつながり、連携・協働することは町の課題解決や新しい価値創造に大きく寄与するものと考えています。そして、それぞれの活動が活発に動き出し、新たな協力者が増えることで、これまで気がつかなかった視点の導⼊やまちづくりに参画する人材や知恵のさらなる好循環が期待できます。

2030年のあるべき姿に向かって -地域資源が循環する里山未来都市 -

  能勢町ではSDGs未来都市としての取組を推進するに当たり、パートーナーシップを重視しています。そして、2030年にあるべき姿の実現に向けて、中・高生などの若者が地域の一員としてまちづくりに積極的に参画する機会を作るとともに、大学連携や地域内外の多様な協力者とともに様々な実証研究を行うことで、先進的でかつ実践的な人材育成や価値創造の「場」を創造していくことを目指しています。

公民連携トピックス

 能勢町では様々な連携事業や研究プロジェクトを推進しています。プロジェクト間の相互連携を図りながら、多角的な視点で住民の皆様のより豊かな暮らしの実現を目指して取組を推進します。

環境・エネルギー

地域再エネプロジェクト -エネルギ-を変える。まちが変わる。-

 能勢町内でゼロカーボン化を進めるためには、再生可能エネルギーを作り出す視点に加えて、能勢町内の住民や企業が可能な限り「再生可能エネルギーを使う」という視点を持つことが必要です。現在の能勢町内に設置された太陽光発電(1万kW)によって発電された電力のうち、能勢町内で消費された電力は10%程度であると考えられます。
 こうした中で、地域内で再生可能エネルギーの利用を高め、エネルギーの地産地消と地域経済の循環創出の観点から、能勢町では、豊能町、一般社団法人 地域循環型まちづくり推進機構とともに、2020年7月に地域エネルギー会社「株式会社能勢・豊能まちづくり」を設立しました。

人材育成

高校生の地域留学を推進し、若者のチャレンジを応援

 豊能郡に唯一の高校である大阪府立豊中高等学校能勢分校では、大学や企業等と連携のもと地域特性に立脚した課題探求の学びを実践されており、地域協働推進校事業特例校として文部科学省の指定を受けられています。本町では、能勢分校の取組は地方創生を進めるうえで重要な意義があると考えており、様々な連携を進めています。
 特に、能勢分校については広域からの通学アクセスが課題になる中で、大阪府全域から希望する生徒が通学できる環境を整備するために、地域の皆様のご協力のもと里山留学制度を創設しました。里山留学は自然あふれる能勢町内の住民の家で生活(下宿)しながら能勢分校に通学できる制度です。これにより通学アクセスの課題を解消し、能勢分校・能勢町でチャレンジしたいという若者を受け入れる体制を構築しています。令和3年度は3名が里山留学を利用して通学しています。
 このほかにも本町では能勢分校と連携して住民公開講座の開設やまちづくりの出前授業を実施し、高校生とともに地域づくりを推進しています。

国際交通安全学会研究プロジェクト

 能勢分校において、東京大学(研究代表者:北村友人東京大学大学院教育学研究科教授)や大阪大学の教育、交通等を専門とする先生らとの共同研究により、E-bike(電動アシスト自転車)を活用して通学等の地域課題の解決に取り組む研究プロジェクトがスタートしました。
能勢分校には「地域魅力化クラブ」という地域の課題解決や魅力発信などに取り組んでいるクラブがあります。本研究プロジェクトについては、その部員を中心に生徒主導で検討を進めることで、「持続可能な開発のための教育(ESD)」や、「持続可能な開発目標(SDGs)」にも資することも期待しています。

子どもの体力向上に向けたプロジェクト

 能勢町では児童生徒の約6割がスクールバスにより通学しています。子どもたちの運動機会が減少する中で、特に小学生の体力低下が懸念されます。こうした状況に歯止めをかけるために、「能勢っ子!かけっこ!日本一!」と題して大阪経済大学と連携し、「オノマトペ体操(ぎゅっぎゅっ、しゅっしゅっと声を出しながら体を動かす体操)」を実践し、子どもたちの体力向上に取り組んでいます。

健康・福祉

介護予防事業の効果測定について

 能勢町ではすべての集落で「いきいき百歳体操」が実施されています。「いきいき百歳体操」では筋力づくり運動やストレッチなどで体を動かした後、おしゃべりなどして参加者同士で楽しく時間を過ごします。能勢町では、人口1万人に対し49か所で実施しており(全国目標:人口1万人に対し10か所)、参加者数は約500人で、高齢者人口の約13%(全国目標:10%)と高い水準で実施しています。その効果を検証するため、大阪大学大学院医学系研究科と連携し、データ分析を行った結果、介護認定率の低下に効果的であることが証明されました。健康寿命の延伸に向けて、引き続き地域の皆様や専門家と連携して取組を推進します。(注)令和3年3月末時点の数値です。

能勢町健康長寿研究-家庭血圧測定による健康寿命延伸に対する効果検証-

 2020 年より40 歳以上の住民を対象に、脳卒中や心筋梗塞、認知症等の疾病ならびに老年症候群を減少させることを目的に「家庭で血圧を測定し、日々記録すること」を推進する事業『のせけん』 を行っており、2021年8月時点で1138人、40歳以上人口の15.8%の皆様にご参加いただいています。

なお、本事業はオムロンヘルスケア株式会社が世界 5か所で支援する対象研究の1つであり、国内では唯一、大阪大学大学院の研究チームが「効果的な介護予防事業の確立に関する研究」として本町と連携して行うものです。

連携協定について

大学

大阪大学

自治体

大阪府吹田市

この記事に関するお問い合わせ先

総務部総務課政策推進担当(本館1階)
電話:072-734-3036
ファックス:072-734-2064
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更新日:2021年10月13日